
Anthropic、IPOで30兆ドルの獲得可能市場を提示へ
AnthropicはIPO投資家に対し、自社の獲得可能市場が30兆ドルを超えると説明する見通しだ。これはSpaceXが主張した28兆5000億ドルを上回る規模であり、ソフトウェア支出ではなくAI モデルが代替可能な労働の全範囲を算定した結果である。なお、同社の第2四半期の売上高は116億ドル、2028年の売上高予測は1900億〜2000億ドルとなっている。この数字は予測ではなくポジショニングの主張であり、同社がソフトウェアではなく労働力を販売していると印象付けることで、9月または10月上旬に予定される上場において、約2兆ドルの評価額に基づく最大1000億ドルの資金調達を正当化する狙いがある。しかし前例は厳しい。SpaceXの株価は公開価格135ドルに対し8月までに105ドルを下回り、6兆ドルを掲げたUberや3兆ドルを掲げたWeWorkも同じパターンを辿っている。
出典: thenextweb.com ↗
人類史上最大のaddressable marketを買った投資家は、3ヶ月でそこから何も利益を出していない。
The Next Web(SpaceXのIPO後パフォーマンスを引用)
なぜ重要か
- → 2兆ドル規模のIPO調達の評価基準を設定する。過去の事例は、TAMの主張が株価を支えないことを示唆する。
- → AIをソフトウェア支出ではなく労働力代替として再定義する。これは12倍大きいaddressable marketとなる。
- → SpaceXの株価下落後、巨大テック企業のTAMの過大評価がついに現実を突きつけられるかどうかを試す。
評価の茶番、重力と対峙