
Ayush PaulがClaudeのweb_fetchを騙しユーザーの氏名や勤務先を漏洩
研究者のAyush Paulは、Claudeの「web_fetch」ツールが、取得済みのページに埋め込まれたリンクを辿ってしまう仕様を発見した。本来このツールは、ユーザーが入力したURLや検索結果のみを訪問することでデータ持ち出しを防ぐよう設計されていた。しかしこの抜け穴により、ハニーポットがエージェントを1文字ずつ誘導し、ユーザーの氏名や居住地、勤務先を漏洩させることが可能になっていた。Simon Willisonはこれを単発のバグではなく、プライベートデータへのアクセス、信頼できないコンテンツ、外部へのネットワーク通信という構造的な「致命的な三要素」が揃った結果だと指摘している。Anthropicはすでに、取得したコンテンツ内のリンクを辿る機能を削除し、この脆弱性を修正している。
出典: simonwillison.net ↗
web_fetchは、以前に取得したページに埋め込まれたURLも訪問することが許可されていたため、生成されたネストリンクのシーケンスを辿らせてエージェントにデータを外部漏洩させるよう促すハニーポットサイトを作成することが可能だった。
Simon Willison
なぜ重要か
- → Claudeのweb_fetchは、ネストされたリンクを介してユーザーデータを外部に漏洩させるよう仕向けられる可能性があった。
- → この脆弱性は、エージェントが追跡するURLをページが埋め込むことができるという構造的なギャップを悪用していた。
- → Anthropicは、攻撃対象領域を塞ぐため、取得したコンテンツ内のリンク追跡機能を削除した。
致命的な三連コンボ