
DebianがLLM禁止案を否決、AI利用開示は引き続き任意
Debianの開発者たちは8月28日までの投票により、LLMによるコントリビューションの全面禁止を含む7つの対立案を抑えてコンドルセ勝者となった「生成AIの責任ある利用(Responsible Use of Generative AI)」を採択した。同プロジェクトはAIツールの使用を推奨も禁止もせず、利用の開示を奨励するものの義務化はしない。そのため、マージリクエストを確認するメンテナーは、1年前と同じ情報源、すなわちdiffそのものに基づいて作業することになる。唯一新たに設けられた厳格なルールは機密情報の取り扱いだ。機密資料、公開前のセキュリティバグ、暗号鍵、および認証情報は、明示的な許可なしにサードパーティのAIサービスに入力してはならない。また、アップロードに署名する者は、何がその符号を生成したかにかかわらず、正確性とライセンスに対する責任を負い続ける。
出典: helpnetsecurity.com ↗
maintainerはmerge requestを読んでいても、personが書いたのかmodelが書いたのかdiffを区別できず、誰も言う必要がない。
Kurt Roeckx、Debian project secretary
なぜ重要か
- → Secrets policyは、AI servicesが公開前のsecurity bugsおよびcredentialsにアクセスすることを明示的に禁止している。
- → Reviewが唯一のcontrolだ。AI codeはhuman codeと同じ精査を受ける。
- → Licensing liabilityはuploaderに留まる。model output provenanceはopaqueなままだ。
AI review、AI banではない