
フランスが諜報機関からPalantir排除、6億5500万ユーロのAI投資で公務員100万人にMistral導入
フランスのLecornu国防相は、2015年のパリ同時多発テロ以来DGSI(国内治安総局)のデータ基盤を担ってきたPalantirについて、12月の契約更新を撤回し、フランス企業ChapsVisionへの移行を決定した。同時に、総額6億5500万ユーロのAI推進策の一環として、Mistral製のチャットボットを100万人の公務員に導入する。この方針転換の引き金となったのは、Anthropicの最上位モデルへの外国籍者のアクセスを禁じる先週の米国政府の命令だとされている。ドイツ軍がすでにPalantirの利用を停止し、英国もNHS(国民保健サービス)の契約を見直すなか、欧州の諜報機関および公共部門の技術スタックは米国プロバイダーからの脱却を急速に進めている。
出典: euronews.com ↗
我々はデジタル領域における新たな戦略的依存を受け入れられない
セバスチャン・ルコルニュ首相
なぜ重要か
- → フランスは、トランプ政権時代の技術規制の中、10年来の米国情報依存を断ち切る。
- → 欧州各国政府は、防衛および公共サービス全般で米国ベンダーを組織的に置き換えを進めている。
- → NATO同盟国全体で、戦略的AI主権がレトリックではなく具体的な政策となりつつある。
欧州が米国AIから脱却