
Tracer.AIのDMCA申請を受けGoogle PlayがLuantiを削除
AIブランド保護ベンダーのTracer.AIが、Microsoftに代わってMinecraftの登録番号を1つ引用し、具体的な侵害アセットを特定せずにDMCA申請を行った。これを受け、Google Playは旧Minetestとして知られるオープンソースのボクセルエンジン「Luanti」を削除した。同エンジンはゲームを同梱しておらず、ユーティリティ用のテクスチャのみを提供している。すでに異議申し立ては提出されているが、GoogleはDMCAが定める10〜14営業日の復旧期限を過ぎても対応していない。同ベンダーが2023年に同アプリに対して行った申請の際は、解決までに46日を要した。商用タイトルに類似したプロジェクトのメンテナにとって、自動化された削除申請はコード変更では防ぎようのない配信リスクとなっている。ストアでの露出やアップデートが停止し、ユーザーが非公式フォークへと流出してしまうためだ。
出典: blog.luanti.org ↗
企業が説明も証拠もなく、同じDMCA通知を繰り返し提出し、プロジェクトを数カ月間も停止させられるのであれば、そのシステムは破綻している。
Luanti project
なぜ重要か
- → DMCAの悪用は、ゲームエンジン分野での正当な競争を抑圧するため、著作権法を武器として利用する。
- → 自動ブランド保護AIが証拠なしにテイクダウンを申請し、数ヶ月間の配信停止期間を生み出す。
- → オープンソースのメンテナーは、繰り返される不当な通知と戦うリソースが不足し、市場をフォークに明け渡している。
AI兵器化テイクダウン