
完全国産CPUのLineShineが2.198 Exaflop/sでTOP500首位奪還
深センの国立スーパーコンピューティングセンターで稼働するLineShineは、1379万基のPhytium LX2コアを搭載し、HPLベンチマークで2.198 Exaflop/sを記録した。GPUアクセラレータや欧米製シリコンを一切使用せずにEl Capitanを抜き去り、中国が9年ぶりに首位の座を奪還した。HPLに対する混合精度の高速化は3.6倍とEl Capitanの9.2倍には及ばず、AIトレーニングのワークロードにおいては実質的な差が存在する。しかしより重要な事実は、Nvidiaや欧米のアクセラレータに頼ることなく、中国が国産ハードウェアのみでエクサスケールの壁を突破したことである。
出典: top500.org ↗
LineShineはHPLで2.198 Exaflop/sを達成した。これは理論上のピーク性能2.736 Exaflop/sの約80パーセントにあたる。これにより、CPUのみで2エクサフロップスを超える持続的な倍精度演算性能を発揮したTOP500初のシステムとなった。
TOP500プロジェクト
なぜ重要か
- → 中国が西側諸国のアクセラレーターやGPUなしでエクサスケールコンピューティングを達成した。
- → 2017年の中国の支配以来、TOP500で首位に立つ初のCPUのみのシステムだ。
- → AMD/NVIDIAの二社寡占を超える、実行可能な代替アーキテクチャの存在を示している。
中国の国産エクサスケール