
MediaTek、データセンター向けカスタムAIチップに50億ドルの予算承認
MediaTekの取締役会は、データセンター向けカスタムAIチップ事業を推進するため、50億ドルの裁量資金予算を承認した。CEOのRick Tsaiは、2027年の対象市場規模の予測を800億ドルに引き上げ、同社の目標シェアを10〜15%から15〜20%へと上方修正している。第1弾のカスタムチップは第4四半期に生産を開始し、2028年までに第2弾の量産に入る予定で、2026年にはデータセンターAI領域で20億ドル超の収益を見込む。この急展開の背景は業績のもう半分に表れており、モバイル向けチップの収益が前年同期比で20%減少したことで、今回のASICへの投資はスマートフォン ビジネスへの単なる追加ではなく、事実上の代替策となっている。
出典: thestar.com.my ↗
この柔軟なフレームワークは、必要に応じて当社に選択肢を与え、長期的な成長を機敏にサポートし、巨大なデータセンターの機会を活用することを可能にするものだ。
MediaTek CEO Rick Tsai
なぜ重要か
- → スマートフォン向けチップメーカーが、モバイル事業の売上高が前年比20%減と急落する中、AIに軸足を移している。
- → 800億ドルの獲得可能市場と15~20%の目標シェアが、潜在的な規模を示唆している。
- → 第4四半期に初のカスタムチップを投入し、2026年にはデータセンター事業で20億ドルの売上高を見込んでいる。
スマートフォンメーカーのAIへの転換