
OpenAIの未公開モデルAstraがErdos問題をさらに3件解決
2026年5月、OpenAIの未公開モデルが1946年のErdosの単位距離予想に対する反例を提示し、AIによる史上初の歴史的に重要な証明となった。さらに8月1日には、同社の未公開モデル「Astra」が3件のErdos問題を含む10件の新たな進展をもたらした。Thomas BloomがChatGPTを使って構築した約1,000件の問題をまとめた趣味のサイト「erdosproblems.com」は、現在DeepMindとOpenAIの双方が競って挑む事実上のベンチマークとなっている。同サイトのコメント欄は垣根を取り払い、Terence TaoとWouter van Doornのような非専門家が同じページで証明を交わしている。また、若手数学者のKevin BarretoとLiam PriceはGPT-5.2 Proを使用して問題333と728を解決した。その一方で、専門外の参加者が確かな成果を出し始めたことで、一部のプロの数学者がこれらの問題から手を引くという側面もある。
出典: quantamagazine.org ↗
「これらのモデルは数学研究の進め方を劇的に変えている」と、数十年のキャリアで数十ものErdős問題を解決してきたPrinceton UniversityのNoga Alonは語った。
Noga Alon, Princeton University
なぜ重要か
- → AIモデルが今、歴史的に重要な数学の問題を解決しており、研究は人間の専門家から自動化へシフトしている
- → 問題解決の民主化:非専門家や若手数学者がFieldsメダル受賞者と競い合っている
- → AIとアマチュアが実際に成果を上げているため、プロの数学者は古典的な問題から身を引いている
AIがErdősの金庫をこじ開ける