
Starcloud、Falcon 9退役前の打ち上げ枠確保へ2億5000万ドル追加調達
Starcloudは、3月のシリーズAラウンドを拡張し、評価額23億ドルで2億5000万ドルを追加調達した。Manhattan West Venturesが主導し、Cisco、Benchmark、EQTとともにNVIDIAが2500万ドルを出資している。公表された資金使途が現状を物語っている。SpaceXが2028年にFalcon 9を退役させる予定であり、New Glenn、Vulcan、Neutronがまだ定期飛行を行っていない中、軌道上データセンターのスタートアップは現在、コンピューティング環境の構築ではなく、希少な打ち上げ枠を買い押さえるために資金を調達している。NVIDIAの出資は、2028年後半の軌道投入を目指す宇宙専用GPU「Vera Rubin Space-1」を見据えたものだが、このチップはまだ存在していない。
出典: techcrunch.com ↗
最大のコストの一つは、今やロケットの打ち上げ能力を確保することにかかっている…[SpaceXの] Falcon 9プログラムが2028年に終了する予定なので、打ち上げは現在かなり制約されている。
Philip Johnston, Starcloud 最高経営責任者
なぜ重要か
- → 軌道上のAIスタートアップにとって、今やボトルネックはコンピューティング能力ではなく、ロケットの打ち上げ能力だ
- → Falcon 9の退役が、企業に未検証のStarshipの経済性に賭けることを強いている
- → Nvidiaによる2500万ドルの出資は、宇宙空間での推論が大風呂敷のPRではなく、現実的な分野であることを裏付けている
打ち上げ能力ひっ迫