
Google Cloudが「Gemini Enterprise for Legal」を発表、Clearyなどが導入
Google Cloudは、Geminiを法務特化型製品としてパッケージ化し、契約書の赤入れ、規制動向の監視、DSAR(データ主体アクセス要求)対応などの機能を提供開始した。初期顧客としてCleary Gottlieb、Freshfields、Weil、Williams & Connollyが名を連ねている。その中核となるのは、iManage、NetDocuments、Everlaw、RelativityOneへのMCPコネクタである。これらは各システムの既存のアクセス権限や情報隔壁(エシカルウォール)を引き継ぐ仕組みとなっており、これまで汎用AIが秘匿特権のある案件ファイルにアクセスするのを阻んでいた障壁をクリアしている。
出典: cloud.google.com ↗
汎用AIは、どれほど高性能であっても、それ自体ではその基準を満たさない。
Thomas Kurian, CEO, Google Cloud
なぜ重要か
- → Legal AIは、iManage、NetDocuments、Everlaw、RelativityOneから実際の権限と倫理的壁を継承できるようになった。
- → MCP connectorsは、一括エクスポートや回避策なしに、エージェントがガバナンスされたデータに対して操作することを可能にし、手動のDSAR/redacを削減する。
- → 専用スキルとエージェントは、受動的なQ&Aから、価値の高いワークフロー(規制など)の自律的な実行へと移行する。
権限がAIと出会う