
IBMが0.7nmトランジスタ実証、東京エレクトロンとSCREEN参画
東京エレクトロンとSCREENセミコンダクターソリューションズが参画するIBMのオルバニー研究コンソーシアムは、0.7nm(7オングストローム)プロセスで動作するCMOSインバータを実証した。トランジスタを垂直に積層するナノスタック構造を採用し、同社の2nmノードの約2倍の密度を達成している。量産化は約5年先となる見込みだが、今回の成果はオングストローム時代の微細化が物理的に実現可能であることを裏付けている。また、日本の主要な製造装置メーカー2社が、単なるライセンシーとしてではなく、IBMと共同でこのIPを開発した点も特筆される。
出典: newsroom.ibm.com ↗
新しいnanostackアーキテクチャにより、ロジック技術は初めて1 nmノードを下回り、個々の原子のサイズに迫る寸法を持つangstromレベルのスケーリング時代を前進させるものだ。
IBM Research
なぜ重要か
- → 物理的なスケーリング限界を突破。原子スケールのトランジスタ密度向上が可能であることを確認した。
- → 2nmと比較してチップ密度が2倍に。性能を50%向上させるか、効率を70%改善できる。
- → 日本の装置メーカー(TEL, SCREEN)は、単に川下の技術をライセンス供与するだけでなく、IPを共同開発した。
原子がトランジスタになる