
IBMの2nmメインフレーム用チップ、同一コアでArmとIBM Z命令を実行
5.7GHz超の11コアを搭載し2nmプロセスで製造されるIBMの次世代メインフレーム用プロセッサは、同一コア上でArmとIBM Zの命令を同時実行する。エミュレーションに頼らず、ArmとZのコアクラスターを分離することもない。これは2026年4月に締結された同社とArmの提携から生まれた初のシリコンであり、プラットフォームの暗号化、障害回復、トランザクション保証を維持しつつ、IBM ZとLinuxONEをArmの2200万人の開発者エコシステムに開放する。オンチップのAI推論アクセラレータはトランザクション中の不正検知を担い、専用のデータ処理ユニットがI/Oを処理する。同社はこのチップを開発中の設計と位置づけており、出荷時期や最終的なパフォーマンスは未定である。
出典: newsroom.ibm.com ↗
Armをネイティブに当社のプラットフォームに導入することで、当社は業界で最も急成長しているソフトウェアエコシステムの一つへのアクセスを、IBMシステムが今日のビジネスの基盤となっている資質と組み合わせている。
Christian Jacobi, CTO 兼 IBM Fellow, IBM Systems Development
なぜ重要か
- → エンタープライズ開発者は、Zのセキュリティと信頼性を犠牲にすることなく、2,200万人規模のArmエコシステムにアクセスできるようになる。
- → 初のデュアルアーキテクチャコアが、エミュレーションのオーバーヘッドなしで両方の命令セットを同時に実行する。
- → AIにおけるArmの勢いが、メインフレームのミッションクリティカルなトランザクション処理と出会う。
メインフレームがArmと出会う