
Intel、256コアのDiamond Rapidsと480GB空冷推論GPUの詳細を公開
Hot Chips 2026において、Intelは自社の18Aプロセスで製造される3つのチップの詳細を明らかにした。最大256コア、1.28GBのラストレベルキャッシュ、128レーンのPCIe Gen6を備えるXeon「Diamond Rapids」、最大480GBのLPDDR5Xを搭載する350Wの推論GPU「Crescent Island」、そして17 TOPSを実現する同社初のUCIeチップレットプロセッサ「Wildcat Lake」である。中でもCrescent Islandは重要な製品だ。空冷PCIeカードで480GBのメモリを搭載しているため、水冷設備への改修を必要とせず、既存のデータセンターのラックでより大規模なモデルや長いコンテキストウィンドウを扱えるようになる。今回はアーキテクチャの発表であり、実際のシリコンの出荷ではないため、競争力の評価は量産と価格設定を待つことになる。
出典: newsroom.intel.com ↗
Agentic AIは、トランジスタやパッケージからシステムアーキテクチャ全体に至るまで、コンピューティングの設計と提供方法を根本的に変えつつある。
Pushkar Ranade, Intel 最高技術責任者
なぜ重要か
- → 既存のデータセンターにおける大規模言語モデル向けに、480GB空冷GPUが液冷改修コストを不要にする
- → 統合アーキテクチャ(CPU + GPU + edge chip)が、再設計なしでクラウドからエッジまでagentic AIの展開を可能にする
- → 18Aプロセスとオープンなchiplet標準(UCIe)が、ロックインを低減し総所有コストを削減する
Intelのagentic AIへのヘテロジニアスな賭け