
NscaleがAnyscaleを16億5000万ドルで買収、AIコンピュート領域を拡大
3月の20億ドルのシリーズCラウンドで146億ドルの評価額をつけたイギリスの新興クラウド企業Nscaleが、オープンソースのRayフレームワークを開発するAnyscaleを16億5000万ドルで買収する。これにより、同社のエネルギー、データセンター、GPUの各事業にワークロードオーケストレーション機能が加わる。狙いは単なる計算能力の拡大ではなく、垂直統合にある。Anyscaleはブランドと顧客を維持しつつ約200人の従業員がNscaleに合流し、Rayのユーザーは基盤ハードウェアと共同設計されたスケジューリング機能を利用できるようになる。Anyscaleの収益は前四半期比で70%成長しており、この買収により新興クラウド企業間の競争は、単なるGPUのレンタルからソフトウェアレイヤーへと移行することになる。
出典: techcrunch.com ↗
AnyscaleとNscaleが協力すれば、ソフトウェア層とその下のインフラストラクチャを共同設計できる。これは、各社が自社の層だけを最適化しても、これほど効果的にできなかったことだ。
Anyscale
なぜ重要か
- → 垂直統合により、ネオクラウド競争はGPUレンタルからソフトウェアオーケストレーションへと移行する
- → 共同設計されたハードウェア・ソフトウェアスタックが、より優れたAIワークロード効率を実現する可能性がある
- → Ray frameworkが、Nscaleのエネルギーおよびデータセンター資産とのネイティブ統合を獲得する
スタック統合