
OpenAIのDreaming V3がChatGPTメモリを完全自動化、無料枠ユーザーへ拡大
6月4日から米国のPlusおよびProユーザー向けに展開されているDreaming V3は、ChatGPTの手動メモリ保存リストをバックグラウンド プロセスに置き換える。このプロセスは、過去数年間の会話からユーザープロファイルを合成し、継続的に更新するため、ユーザー側の操作は一切不要となる。計算量を5分の1に削減したことで無料枠への拡大が実現したが、これには構造的な影響が伴う。合成されたメモリは独立したデータレイヤーに保存されて会話の削除後も維持され、新規セッションごとのシステム プロンプトに注入される。これはTenable Researchが2025年にプロンプトインジェクションによるデータ流出チャンネルとして指摘したアーキテクチャと同じだが、OpenAIがDreaming V3でこの問題に対処したかは確認されていない。今回のリリースは、2026年8月2日にEU AI法のチャットボット透明性義務が発効する8週間前のタイミングとなる。
出典: techtimes.com ↗
第三者のソースを通じて注入された悪意を持って作成されたpromptは、ChatGPTに永続的なメモリを更新するよう指示でき、セッションを越えて存続する情報流出チャネルを作り出す。
Tenable Research
なぜ重要か
- → Automatic memory synthesisが今や5億人以上の無料ユーザーに到達し、大規模な行動プロファイリングを拡大している。
- → 分離されたメモリ層は会話の削除後も存続し、prompt-injectionによる情報流出のリスクを生み出す OpenAI ha。
- → そのローンチはEU AI Actの透明性に関する期限より8週間早く、コンプライアンスのタイミングに関する疑問を提起している。
自動メモリ、手動リスク